CSF・KPI・SLOとは?しーえすえふ・けーぴーあい・えすえるおー
CSF・KPI・SLOとは、CSF(Critical Success Factor:重要成功要因)はサービスが目的を果たすために必ず満たすべき条件を言葉で定めたもの、KPI(重要業績評価指標)はその達成度を測る数値、SLO(サービスレベル目標)は顧客に約束する具体的な水準である。目的→測る指標→約束する水準の順に設計するのが基本で、支援士ではセキュリティ監視や脆弱性対応をサービスとして評価するときの三層の対応関係が問われる。
最終更新:2026-10-06
情報処理安全確保支援士を最短で暗記・合格する →背景
セキュリティ対策は「やっている」だけでは経営にも顧客にも伝わらず、逆に「検知率100%」のような測れない約束をしてしまう事故が起きる。ITILの継続的改善は、まず何が成功なのかを言葉で決め、それを測れる指標に落とし、最後に合意できる水準へ翻訳する順序を定めた。監視サービスの委託契約や社内SOCの評価で、目的と指標と約束を混ぜないための枠組みとして支援士の午前IIに出る。
具体例
SOC(セキュリティオペレーションセンター)の運用を委託する契約で、CSFを「侵入を被害が出る前に止める」と置き、KPIを「重大アラートの検知から一次連絡までの時間」と決め、SLOを「30分以内」と合意する。ITIL(AXELOS)はこの継続的改善の型を7ステップとして定めている。
試験での引っ掛け
順序を問われる。目的(CSF)→測定尺度(KPI)→約束水準(SLO)の順で、SLOから逆算して目的を作るのは誤り。同じCSFでも、NIST のサイバーセキュリティフレームワーク(Cybersecurity Framework)は識別・防御・検知・対応・復旧で対策を整理する枠組みであって別物。支援士ではそちらの方が出題頻度が高いので、設問がサービスマネジメントの話か対策の枠組みの話かで判断する。またSLOはSLA(合意文書)の中に書かれる目標値であり、SLAそのものではない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。