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精密空調とは?せいみつくうちょう

精密空調とは、サーバルームやデータセンターで、IT機器が出す熱を連続的に排出し、温度・湿度を機器の許容範囲に保つために設計された空調設備である。事務所用の空調と違い、24時間365日の稼働と、ラック単位の局所的な高温(ホットスポット)を抑える細かな制御を前提にする。空調の効率はPUE(データセンター全体の消費電力÷IT機器の消費電力)で評価し、1に近いほど良い。

最終更新:2026-10-06

試験情報

情報処理安全確保支援士試験の頻出用語/午前II

別名:PUE(Power Usage Effectiveness)

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背景

サーバは1ラックで数kWの熱を出し、冷却が止まれば数分で温度が許容値を超えて停止や故障に至る。物理的なセキュリティ対策の一部として、ISO/IEC 27002の「装置の設置と保護」や「サポートユーティリティ」に空調の維持が含まれるのはこのためである。また電力の大半を空調が食うため、可用性とコストの両面から効率指標が求められるようになった。

具体例

さくらインターネットの石狩データセンターは、北海道の外気を取り込む外気冷房を精密空調と組み合わせ、PUEを1.1台に抑えている。ラックの前面に冷気を集めるコールドアイル封じ込めで、熱い排気と冷気が混ざらないようにする方式が典型である。

試験での引っ掛け

PUEは小さいほど効率が良く、1.0が理論上の下限である。「大きいほど良い」と逆に覚える誤りが多い。また精密空調は物理的セキュリティの管理策であって、監視カメラや入退室管理のようなアクセス制御とは目的が異なる。冷却の停止は機密性ではなく可用性の侵害として整理する。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:午前II
  • PUEは小さいほど効率が良く、1.0が理論上の下限である。