自家発電設備とは?じかはつでんせつび
自家発電設備とは、商用電源が長時間途絶えたときに、ディーゼル発電機などで施設へ電力を供給し続ける電気設備。停電の瞬間はUPS(無停電電源装置)が数分から数十分の橋渡しをし、その間に発電機が起動して以後は燃料が続く限り給電する。データセンターの可用性を支えるファシリティの一要素で、起動時間・燃料備蓄量・定期試運転が論点になる。
最終更新:2026-10-06
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情報セキュリティの3要素のうち可用性は、電力が無ければ成り立たない。UPSは電池で動くため長時間の停電には耐えられず、地震や大規模停電では数十時間の給電が必要になる。だから電力の二重化はUPSと発電機の組合せで設計する。支援士では、物理的セキュリティと事業継続の文脈で、データセンターの設備要件(Tier基準)や委託先のデータセンター選定基準として問われる。
具体例
2018年の北海道胆振東部地震で道内全域が停電した際、さくらインターネットの石狩データセンターは自家発電に切り替えて約60時間給電を続け、サービスを止めなかった。Uptime InstituteのTier基準は、最上位のTier IVでも最低12時間分の燃料を施設内に備蓄することを要求している。
試験での引っ掛け
UPSの代替ではなく併用が前提。発電機は起動から定格出力まで数十秒かかり、その間を埋めるUPSが無ければサーバは落ちる。燃料備蓄を災害時の補給困難を見込んで決めることと、月次の負荷試験で「いざというとき起動しない」を防ぐことも忘れやすい。免震装置・消火設備と並ぶファシリティの一要素であり、機密性ではなく可用性の対策である。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの6 サービスマネジメント > 5. ファシリティマネジメント > (1) ファシリティマネジメントに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。