フリーアクセス(二重床)とは?ふりーあくせす
フリーアクセス(二重床)とは、サーバ室やオフィスの床を二重にし、上げた床パネルの下を電源・通信配線と冷気の通り道として使う建築方式。パネルを外すだけで配線を引き直せるため機器の増設や移設に強く、露出配線による断線や転倒も避けられる。支援士では、床下という見えない空間が物理的セキュリティの盲点になる文脈で問われる。
最終更新:2026-10-06
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配線を床上や天井裏に這わせていた時代は、機器を1台増やすたびにモールで覆う工事が要り、レイアウト変更のたびに全面的な引き直しになった。加えてサーバの発熱が増し、部屋全体を冷やす方式では追いつかなくなった。床下を配線路と送風路の両方に使うこの方式は、その二つの制約を同時に解いたものである。物理的セキュリティの出題では、この床下空間そのものが侵入や盗聴の経路になりうる点が論点になる。
具体例
さくらインターネットの石狩データセンターは、床下から冷気を送りラック前面へ吸わせる床下空調の構成を公表している。ラックを増やすときは床パネルを外して電源とLANを新しい位置まで引き直し、開口部はブラシ付きのパネルで塞いで冷気の漏れを抑える。
試験での引っ掛け
耐震対策と混同しやすい。免震床・耐震ラック・転倒防止金具が地震への備えであり、二重床の主目的は配線の自由度と床下送風路の確保である。セキュリティ上は、床下が隔壁を越えて隣室までつながっていることがあり、入退室管理をすり抜ける経路として扱われる点も押さえる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。