期待理論(ブルーム)とは?きたいりろん
期待理論(ブルーム)とは、やる気の強さは、努力すれば成果が出るという見込み(期待)、成果が報酬に結び付くという見込み(用具性)、その報酬に感じる価値(誘意性)の三つの掛け算で決まるとするブルームの理論。掛け算なので、一つでもゼロに近ければ全体もゼロに近づく。
最終更新:2026-10-06
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報奨金や表彰を積めば人は動くという前提は、現場では頻繁に裏切られる。本人が「どうせ間に合わない」と見ていれば努力と成果が結び付かず、「成果を出しても評価は上が持っていく」と見ていれば成果と報酬が切れる。動機付けを本人の主観的な見込みの連鎖として捉え直した点が、この理論が要員マネジメントで使われる理由である。
具体例
納期が物理的に不可能だとメンバーが見ている状態では、報奨金をいくら積んでも期待がゼロのままで人は動かない。この局面で効くのは金額ではなく、要員追加やスコープ削減で「頑張れば届く」水準まで計画を戻すことである。
試験での引っ掛け
マズローやハーズバーグと同列に「人が何を欲しがるか」を説明する理論だと誤解しやすい。期待理論が扱うのは欲求の中身ではなく、本人が抱く見込みである。報酬の大きさだけを操作する施策を正解に選ばせる選択肢が定番の仕掛けになる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。