重み付け総合評価法とは?おもみづけそうごうひょうかほう
重み付け総合評価法とは、価格・性能・保守性のように単位も尺度も違う項目を、重要度の比率で翻訳して一本の数値に束ね、案の優劣を付ける手法。各案を項目ごとに採点し、重要度を係数として掛け合わせた値を合算して順位を決める。係数の置き方が順位をそのまま動かすため、採点に入る前に関係者で係数を合意しておくことが手続上の肝になる。
最終更新:2026-10-07
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調達の判断は本来「速いが高い案」と「安いが遅い案」のように、単位の違う価値の対立を裁くものである。担当者の印象で決めると根拠を説明できず、後から異議が出たときに覆せない。重みと点数を先に明示しておけば、結論ではなく前提(重みの置き方)を議論の対象にできるため、公共調達やRFPの選定基準として定着した。
具体例
性能(重み3)・保守性(重み2)・価格(重み1)で3機種を比べる場面を考える。機種Aが6点・7点・4点なら3×6+2×7+1×4=36点、機種Bが8点・4点・3点なら3×8+2×4+1×3=35点となり、素点の合計ではBが並んでも、重み付き合計ではAが選ばれる。
試験での引っ掛け
重みを掛けずに素点を足すと順位が入れ替わるため、素点の合計が最大の案が必ず選ばれるとは限らない——ここが繰り返し狙われる。重みが「4:2:1」のように比で与えられたときは、合計を1に正規化せずそのまま掛けてよく、順位は変わらない。
関連用語
出た過去問
出典・参考
公式シラバスの7 システム戦略 > 3. 調達計画・実施 > (2) 調達の実施に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。