債務超過・自己資本比率とは?さいむちょうか・じこしほんひりつ
債務超過は負債の総額が資産の総額を上回り、純資産合計がマイナスになった状態で、返済能力に重大な懸念があるとみなされ、与信の判断や上場廃止基準に関わる。自己資本比率は自己資本÷総資本で、総資本のうちどれだけが返済不要の資金かを示す、財務の安全性の代表的な指標。
最終更新:2026-10-06
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貸す側や取引する側は、相手が明日も支払えるかを外から判断しなければならない。損益は一期の結果にすぎないため、蓄積された体力を見る指標として貸借対照表側の比率が使われる。ST試験では、提携先やベンダの選定、自社の投資余力を経営へ説明する場面で扱う。
具体例
累積赤字によって利益剰余金のマイナスが資本金を上回ると債務超過になる。解消の手立ては増資、債務の資本化(DES)、事業売却など。大型システム投資の可否も、自己資本比率の水準と資金調達の余地を見たうえで判断される。
試験での引っ掛け
債務超過は純資産がマイナスという貸借対照表上の状態で、手元資金が尽きて払えない「支払不能」とは別の概念。債務超過でも資金が回れば事業は続き、黒字でも資金が尽きれば倒れる。自己資本比率は高いほど安全だが、高すぎればROEなど資本効率は下がる。
関連用語
出た過去問
出典:令和7年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問20(IPA)
債務超過の状態を表しているものはどれか。
正解:純資産合計がマイナスである。
要点:債務超過とは純資産合計がマイナスの状態
債務超過とは、負債の総額が資産の総額を上回り、全資産を処分しても負債を返しきれない状態をいう。貸借対照表では資産-負債=純資産なので、この状態は純資産合計がマイナスになることとして表れる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。