共通フレームとは?
共通フレームとは、企画・要件定義・開発・運用・保守・廃棄までのソフトウェアライフサイクル全体について、必要な作業(プロセス・アクティビティ・タスク)を共通の用語で定義した枠組み。発注者と受注者が「どの作業を誰がどこまで行うか」を同じ言葉で確認し、責任分担の曖昧さをなくすために使う。作業の順序や開発モデルを規定するものではない。
ITストラテジスト試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2018年度)。
きょうつうふれーむ
共通フレームの意味
企画・要件定義・開発・運用・保守・廃棄までのソフトウェアライフサイクル全体について、必要な作業(プロセス・アクティビティ・タスク)を共通の用語で定義した枠組み。発注者と受注者が「どの作業を誰がどこまで行うか」を同じ言葉で確認し、責任分担の曖昧さをなくすために使う。作業の順序や開発モデルを規定するものではない。
共通フレームの具体例
提案依頼書に共通フレームの用語で作業範囲を記載し、要件定義の主体が発注者側であることを明確にする。
共通フレームは試験でどう引っ掛けられる?
「開発方法論や標準的な手順を強制するもの」ではなく、「共通の物差し(用語と作業の定義)」である点が要点。
共通フレームと関連する用語
共通フレームが出た過去問
共通フレーム2013によれば,システム化構想の立案プロセスで実施するタスクはどれか。
正解:市場,競争相手,取引先,法規制,社会情勢などの事業環境,業務環境を分析し,事業目標,業務目標との関係を明確にする。
要点:システム化構想の立案では事業環境を分析し目標との関係を明確にする
共通フレーム2013のシステム化構想の立案プロセスは、企画プロセスの入口に当たり、経営上のニーズから新たなシステムの構想を描く段階である。ここでは市場・競合・取引先・法規制・社会情勢といった事業環境や業務環境を分析し、事業目標・業務目標との関係を明確にしたうえで、対象業務の全体像とシステム化の方針を定める。
出典:平成29年度 秋期 ITストラテジスト試験 am2 問1(IPA)共通フレーム2013によれば、要件定義プロセスの活動内容には、利害関係者の識別、要件の識別、要件の評価、要件の合意などがある。このうちの要件の識別において実施す…
正解:利害関係者から要件を漏れなく引き出し、制約条件や運用シナリオなどを明らかにする。
要点:要件の識別は制約や運用シナリオまで含め要件を漏れなく引き出す
要件定義プロセスの「要件の識別」では、識別した利害関係者から要件を漏れなく引き出すことが中心となる。単に機能の希望を聞くだけでなく、制約条件や前提、実際の使われ方を示す運用シナリオまで明らかにして、後続の評価・合意につなげる。整理して矛盾をなくすのは要件の評価、説明して納得を得るのは要件の合意の作業である。
出典:平成30年度 秋期 ITストラテジスト試験 am2 問5(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。