ITストラテジスト暗記無料で始める

タスクとは?たすく

タスクとは、OS(とりわけリアルタイムOS)が並行に走らせる処理の単位で、優先度・専用のスタック・実行状態をそれぞれ1つずつ持つ。状態は実行・実行可能・待ち・休止に分かれ、サービスコールの発行や割込みを契機に遷移する。優先度の高いものから先にCPUを割り当てるため、締切のある処理を確実に通せる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

ITストラテジスト試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2025年度)。

ITストラテジスト試験の頻出用語/午前II

別名:スレッド、task

この語が出る過去問を解く →

背景

処理を一本の流れとして書いた制御プログラムでは、時間のかかる処理が始まると緊急の処理まで待たされる。応答期限が安全性に直結する機器では、これが致命的になる。そこで処理を優先度付きの単位に切り分け、いつでも切り替えられるようにしたのがタスクという考え方であり、機器の応答保証はこの単位の設計で決まる。IT を組み込んだ製品事業を構想する立場では、「応答性能はどこで決まるのか」を押さえる語として効く。

具体例

μITRON 仕様を実装した TOPPERS カーネルや、ルネサスエレクトロニクスのマイコン向けRTOS では、乗員保護のような期限の厳しい処理を高優先度タスクに、画面表示の更新を低優先度タスクに割り当てる。前者が起きた瞬間、後者は実行状態から実行可能状態へ押し戻される。

試験での引っ掛け

実行可能状態は順番待ちの列に並んでいるだけで、CPU を得ている実行状態とは別。資源の解放を待つ待ち状態、まだ起動されていない休止状態とも区別する。さらにプロジェクト管理でいう「タスク(作業項目)」とは同じつづりの別語で、WBS や工程の話をしている設問なら OS のタスクではない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では2回出題(2017年度〜2025年度)
  • 分野:午前II
  • 実行可能状態は順番待ちの列に並んでいるだけで、CPU を得ている実行状態とは別。