インバウンドマーケティングとは?いんばうんどまーけてぃんぐ
インバウンドマーケティングとは、売り手から押し出す広告や電話ではなく、買い手にとって有用な情報を発信して検索やSNSから見つけてもらい、関係を育てながら購買につなげる考え方。コンテンツ制作、SEO、見込客の育成(リードナーチャリング)を組み合わせて実践する。HubSpotが提唱した語。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
買い手が自分で調べて候補を絞り、営業に会う前に検討をほぼ終えてしまうようになると、押し出す型の接触は届く前に避けられる。ならば買い手が調べている場所に有用な情報を置き、向こうから来てもらうほうが効率がよい——という接触の向きの逆転が出発点になっている。広告費が接触のたびに消えるのに対し、蓄えた情報が資産として残る点も、投資として説明するときに効いてくる。
具体例
業務課題の解決手順を解説する記事やホワイトペーパーを公開し、ダウンロードした見込客へ検討段階に応じた情報を順に届けて商談につなげる。接触の起点が広告の出稿ではなく自社の情報資産にある点が、アウトバウンドとの分かれ目になる。
試験での引っ掛け
アウトバウンド(広告・テレアポのように売り手から押し出す型)と向きが逆で、こちらは見つけてもらって引き寄せる型。訪日外国人の消費を指す「インバウンド消費」とは無関係の別語。SEOやコンテンツ制作は手段であって、それ自体がインバウンドマーケティングの定義ではない。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問7(IPA)
インバウンドマーケティングの説明はどれか。
正解:自ら主体的に情報を探しに来る顧客に対して、自社の商品・サービスに興味をもつコンテンツを制作し、情報発信し続けるマーケティング
要点:インバウンドは有用な情報発信で顧客に見つけてもらう手法
インバウンドマーケティングは、企業が売り込みを仕掛けるのではなく、自ら情報を探しに来る見込み客に見つけてもらうことを狙う手法である。ブログや事例記事など役立つコンテンツを継続的に発信し、検索やSNS経由で訪れた顧客との関係を育てていく。一方的に接触するアウトバウンド型とは対照的である。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの8 経営戦略 > 2. マーケティング > (3) マーケティング手法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。