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ROIとは?あーるおーあい

ROIとは、投資によって得られた効果額を投資額で割った比率で、投資効率を表す指標。IT投資では削減できた費用や増加した粗利を効果として算入する。計算式は単純だが、分子の効果をどう定義し誰が測るか、特に定性効果をどこまで金額換算するかで数字が動くため、算定根拠を先に合意しておく必要がある。

最終更新:2026-10-06

試験情報

ITストラテジスト試験の過去問では1回出題され、ほかに1問の解説で触れられています(2017年度〜2019年度)。

ITストラテジスト試験の頻出用語/午前II

別名:Return On Investment、投資利益率、ROI(投資利益率)

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背景

情報化投資は、費用が見積書で確定するのに対し効果は部門をまたいで薄く現れるため、稟議に「効果があります」としか書けない状態が長く続いた。効果を金額にして投資額で割る形を強制すると、誰のどの業務が何時間減るのかまで詰めざるを得なくなり、稼働後の検証もできるようになる。ROIが経営に好まれるのはこの規律のためで、ITストラテジストには数字そのものより算定の前提を説明する力が問われる。

具体例

3,000万円の販売管理システム投資で、受注入力の工数削減が年800万円、欠品による機会損失の減少が年400万円と見込めるなら、単年度ROIは(800+400)÷3,000=40%。効果の内訳と測定方法を営業部門と先に合意しておけば、稼働後に実測で検証できる。

試験での引っ掛け

ROIは時間価値を考慮しないため、効果が出るのが5年後でも初年度でも同じ数字になる。長期案件の比較にはNPVやIRRを併用する。また分母を初期投資額だけにして運用保守費を落とすと過大な数字になるため、総所有コスト(TCO)で見るのが原則である。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では1回出題(2017年度〜2019年度)
  • 分野:午前II
  • ROIは時間価値を考慮しないため、効果が出るのが5年後でも初年度でも同じ数字になる。