IT-BSC・ベネフィットマネジメントとは?あいてぃーびーえすしー・べねふぃっとまねじめんと
IT-BSC・ベネフィットマネジメントとは、ITへの投資が経営に効いたのかを、稼働後まで追いかけて測るための枠組み。IT-BSCは財務だけに寄らず、企業への貢献・利用者志向・業務の卓越性・将来への備えという4つの視点でIT活動を評価する。ベネフィットマネジメントは、得たい効果と測り方・実現の責任者を承認前に決め、稼働後に実測して未達なら是正するところまでを一連の管理として扱う。
最終更新:2026-10-06
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IT投資は稼働した時点で成果とみなされ、そこで管理が終わってしまうことが多い。しかし効果が出るのは業務のやり方が変わった後で、システムが動いていても現場が元の手順を続けていれば効果はゼロのままになる。財務指標だけでは稼働後の状態を測れないため、非財務の視点を含む評価の枠組みと、効果の実現を誰が負うのかを事前に決める管理の両方が必要になった。
具体例
バランススコアカードはキャプランとノートンが提唱した枠組みで、IT-BSCはその4視点をIT部門向けに置き換えたもの。ベネフィットマネジメントの側では、受注システムの刷新に際して「稼働1年後に受注処理の人時を30%削減」を稟議へ明記し、達成の責任者を営業部門長に置いて期日に実測し、未達なら業務手順の是正まで行う。
試験での引っ掛け
効果の測定を「稼働したら完了」と置く記述は誤りで、測る時点と測り方を投資の承認前に決めておくのがベネフィットマネジメント。効果を出す責任をIT部門に負わせる設計も外れで、業務のやり方を変えられるのは業務部門であるため、責任者は業務側に置く。IT-BSCも財務指標だけの評価ではなく、利用者志向や将来への備えという非財務の視点を含む点が要点になる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。