DCF法とは?
DCF法とは、将来の各年のキャッシュフローを、割引率を用いて複利で割り引き(n年後の額は(1+r)のn乗で除す)、現在価値に換算して合計する評価手法。NPV法やIRR法の基礎となる考え方で、企業価値評価にも使われる。
ITストラテジスト試験の過去問では2回出題されています(2022年度〜2025年度)。
でぃーしーえふほう
DCF法の意味
将来の各年のキャッシュフローを、割引率を用いて複利で割り引き(n年後の額は(1+r)のn乗で除す)、現在価値に換算して合計する評価手法。NPV法やIRR法の基礎となる考え方で、企業価値評価にも使われる。
DCF法の具体例
割引率5%のとき、3年後の1,000万円の現在価値は1,000÷1.05³=約864万円と評価する。
DCF法は試験でどう引っ掛けられる?
n年後は「割引率のn乗で割る」。単純に年数を掛けた単利で計算しないこと。
DCF法と関連する用語
DCF法が出た過去問
プロジェクト開始時点で150百万円の支出を行うIT投資プロジェクトにおいて、3年間の金銭的価値をDCF法で算定した場合、正しい金額はa〜dのどれか。なお、割引率…
正解:a
要点:DCF法ではn年後のCFを割引率のn乗で割って現在価値にする
DCF法では各年のキャッシュフローを割引率で現在価値に換算する。割引率20%のとき1年後の100百万円は100÷1.2=83、2年後は100÷1.2の2乗=69、3年後は100÷1.2の3乗=57(いずれも百万円未満切捨て)となる。初期支出150百万円を加えると合計は59百万円となり、算定結果aが正しい。
出典:令和4年度 春期 ITストラテジスト試験 am2 問4(IPA)プロジェクト開始時点で150百万円の支出を行うIT投資プロジェクトにおいて、3年間の金銭的価値をDCF法で算定した場合、正しい算定結果はa~dのどれか。 ここで…
正解:a
要点:DCFは各年のCFを複利で割り引き現在価値を合計する
DCF法では将来のキャッシュフローを割引率で現在価値に換算する。割引率20%なので、1年後は100÷1.2=83.3で83、2年後は100÷1.44=69.4で69、3年後は100÷1.728=57.8で57。合計は-150+83+69+57=59百万円となり、aが正しい。
出典:令和7年度 春期 ITストラテジスト試験 am2 問4(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。