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正規化とは?せいきか

正規化とは、項目どうしの従属関係を手掛かりに表を分割し、同じ事実がデータベースの1か所にだけ記録される形へ整える、関係データベースの論理設計の手法である。第1〜第3正規形と段階があるが、ITサービスマネージャで要るのは段階の判定ではなく、これが設計時に表の形を決める手法であって、稼働後の性能回復や同時実行の制御とは層が違うという位置づけの理解である。

最終更新:2026-10-06

試験情報

ITサービスマネージャ試験の頻出用語/午前II

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背景

運用の現場で日々向き合うのは、遅延、ロック待ち、断片化、集計の食い違いといった稼働中の症状であって、表の構造そのものではない。だから科目A-2では、正規化・再編成・整合性制約・排他制御という、どれもデータベースの言葉である四つを並べ、どれが設計の話でどれが実行時の話かを切り分けさせる形で出る。JIS Q 20000-1 の言い方に直せば、正規化はサービスの設計及び移行の段階で決まる事柄で、運用へ引き継いだ時点では構造はすでに固定されている。ここを混ぜると、症状に対して手当てをする層を間違える。

具体例

月次のサービスレビューで「同じ顧客が二つの社名で集計されている」と指摘されたとき、原因が受注表に顧客名を直接持たせた構造にあるなら、運用側でできるのはデータの補正までで、顧客マスタへ切り出す修正は変更管理を通した設計変更になる。一方、夜間バッチの遅延が Oracle Database の索引の断片化によるものなら、再編成という運用作業で戻せる。同じ「データが合わない・遅い」でも、戻せる層が違う。

試験での引っ掛け

引っ掛かるのは正規形の判定ではなく、正規化を実行時の制御と取り違える形である。「複数のトランザクション処理プログラムが同一データベースを同時に更新する場合、論理的な矛盾を生じさせないために用いる技法」を選ぶ設問で、正規化・再編成・整合性制約・排他制御が並び、正規化を選ぶと誤答になる(2025年春期・科目A-2 問23)。正解は排他制御で、正規化は表の形を決める設計手法、再編成は断片化した格納領域を整理する保守作業、整合性制約は値そのものの妥当性を保つ仕組みと、効く場面がそれぞれ違う。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:午前II
  • 引っ掛かるのは正規形の判定ではなく、正規化を実行時の制御と取り違える形である。