メンテナンスウィンドウ(計画停止)とは?めんてなんすうぃんどう
メンテナンスウィンドウ(計画停止)とは、保守のためにサービスを停止してよいと顧客とあらかじめ合意した時間帯。合意済みの停止を可用性の算定から除外するかどうかを取り決めておくことが要で、この定義のずれが月次レビューでの紛争になる。通知の期限や年間の回数上限も合意の一部として定める。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
パッチ適用も設備点検も止めずには行えないが、利用者から見れば止まっている時間は止まっている時間である。この対立を「いつ止めてよいか」を先に決めることで調停する仕組み。稼働率をサービス提供時間から合意済み停止を除いた時間で測ると決めておかないと、同じ実績が達成にも未達にもなる。試験では可用性の計算条件として問われる。
具体例
毎月第3日曜の2時から6時を枠とし、実施は2週間前までに通知、年12回までと契約に書く。緊急のパッチ適用で枠外に止める場合は、事前承認の手続きと告知の手順を別に定め、その停止を稼働率の算定に含めるかどうかもその場で判断せず先に合意しておく。
試験での引っ掛け
枠を取ってあれば自由に止めてよいわけではない。通知期限や年間回数の上限が伴うのが普通で、超えれば合意違反になる。使わなかった枠を翌月へ繰り越せると考えるのも誤り。除外の合意が無ければ、計画停止でも可用性の未達として計算される。
関連用語
出た過去問
出典:令和6年度 春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問6(IPA)
サービス提供時間帯が毎日0時から24時のITサービスにおいて、ある年の4月1日0時から6月30日24時までのサービス停止状況は表のとおりであった。システムバージ…
正解:99.52
要点:合意済みの計画停止は分母から除き、停止時間には数えない
対象期間は4月1日から6月30日までの91日間=2,184時間である。顧客と合意済みの計画停止84時間は合意されたサービス提供時間から除くので、分母は2,184-84=2,100時間になる。実際の停止はハードウェア故障の10時間だけなので、(2,100-10)÷2,100=99.523…%、四捨五入して99.52%となる。計画停止を停止時間として数えないことが要点である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。