リンクアグリゲーションとは?
リンクアグリゲーションとは、スイッチングハブどうしを接続するとき、複数の物理ポート(回線)を束ねて一つの論理ポートとして扱う技術。帯域を合算して広げられるうえ、束ねた1本が切れても残りで通信を継続できるため冗長性も高まり、切替えのためにスパニングツリーの再計算を待つ必要がない。IEEE 802.3adとして標準化され、対向のスイッチと設定を合わせる必要がある。負荷分散は通信の流れ(フロー)単位で行われるため、1本の通信が束ねた合計帯域まで速くなるわけではない。
ITサービスマネージャ試験の過去問では5回出題されています(2016年度〜2025年度)。
りんくあぐりげーしょん
リンクアグリゲーションの意味
スイッチングハブどうしを接続するとき、複数の物理ポート(回線)を束ねて一つの論理ポートとして扱う技術。帯域を合算して広げられるうえ、束ねた1本が切れても残りで通信を継続できるため冗長性も高まり、切替えのためにスパニングツリーの再計算を待つ必要がない。IEEE 802.3adとして標準化され、対向のスイッチと設定を合わせる必要がある。負荷分散は通信の流れ(フロー)単位で行われるため、1本の通信が束ねた合計帯域まで速くなるわけではない。
リンクアグリゲーションの具体例
サーバを収容するスイッチと基幹スイッチの間を1Gビット/秒のポート4本で束ね、論理的に4Gビット/秒の1本として扱う。ケーブルが1本抜けても残る3本で通信が続き、サービスは止まらない。
リンクアグリゲーションは試験でどう引っ掛けられる?
名前の似た用語との取り違えが問われる。MIMEは電子メールで多様なデータ形式を扱う規格、MIMOは無線で複数のアンテナを使って同時に送受信する技術、マルチパートはメール本文を複数の部分に分ける形式であり、いずれもポートを束ねる技術ではない。「束ねた本数だけ1本あたりの通信も速くなる」という誤解も定番である。
リンクアグリゲーションと関連する用語
リンクアグリゲーションが出た過去問
スイッチングハブ同士を接続する際に、複数のポートを束ねて一つの論理ポートとして扱う技術はどれか。
正解:リンクアグリゲーション
要点:リンクアグリゲーションは複数ポートを束ねて論理1本にする
リンクアグリゲーションは、複数の物理ポート(回線)を束ねて一つの論理リンクとして扱う技術である。帯域を合算して広げられるうえ、1本が切れても残りで通信を継続できるため冗長性も高まる。スイッチ間の接続を増強する際に一般的に用いられる。
出典:平成28年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問22(IPA)ネットワークインタフェースカード(NIC)のチーミングの説明として、適切なものはどれか。
正解:一つのIPアドレスに複数のNICを割り当て、負荷分散、帯域の有効活用、及び耐障害性の向上を図る。
要点:NICチーミングは複数NICを束ね帯域と耐障害性を高める
NICのチーミング(ボンディング、リンクアグリゲーションのサーバ側実装)は、複数の物理NICをまとめて一つのIPアドレスをもつ論理インタフェースとして扱う技術である。トラフィックを分散して帯域を有効活用でき、1枚が故障しても残りで通信を継続できるため耐障害性も高まる。
出典:平成30年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問19(IPA)スイッチングハブ同士を接続する際に、複数のポートを束ねて一つの論理ポートとして扱う技術はどれか。
正解:リンクアグリゲーション
要点:リンクアグリゲーションは複数ポートを束ねて論理1本にする
リンクアグリゲーションは、複数の物理ポートを束ねて一つの論理リンクとして扱う技術である。帯域を合算できるうえ、1本が切れても残りで通信を継続できるため冗長性も高まる。スイッチ間の接続を増強する際に広く用いられる。
出典:平成30年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問22(IPA)ネットワークインタフェースカード(NIC)のチーミングの説明として、適切なものはどれか。
正解:一つのIPアドレスに複数のNICを割り当て、負荷分散、帯域の有効活用、耐障害性の向上などを図る。
要点:チーミングは複数NICを束ねて帯域確保と冗長化を両立する
NICのチーミング(ボンディング、リンクアグリゲーション)は、複数の物理NICを束ねて一つの論理インタフェース(一つのIPアドレス)として扱う技術である。これにより通信を複数のNICに振り分けて帯域を有効活用でき、片方のNICや経路に障害が起きても通信を継続できる。フロー制御、オートネゴシエーション、仮想NICとは別の技術である。
出典:令和6年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問21(IPA)スイッチングハブ同士を接続する際に、複数のポートを束ねて一つの論理ポートとして扱う技術はどれか。
正解:リンクアグリゲーション
要点:リンクアグリゲーションは複数リンクを束ね帯域と冗長性を高める
リンクアグリゲーションは、スイッチ間の複数の物理ポート(リンク)を束ねて1本の論理リンクとして扱う技術である。帯域を合算して広げられるうえ、1本が故障しても残りのリンクで通信を継続できるため冗長性も高まる。
出典:令和7年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問24(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。