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冗長化とは?じょうちょうか

冗長化とは、機器・経路・電源・拠点などを複数用意し、一部が止まっても機能を保てるようにする設計。可用性は機密性・完全性と並ぶ情報セキュリティの三要素の一つで、サービス妨害攻撃や災害による停止に耐えるという意味でも対策に含まれる。待機側を止めておくコールドスタンバイから常時両系で処理する構成まで、費用と切替時間で選ぶ。

最終更新:2026-10-06

試験情報

情報処理安全確保支援士試験の過去問では3問の解説で触れられています(2016年度〜2022年度)。

情報処理安全確保支援士試験の頻出用語/午前II

別名:冗長化(電源・回線の二重化)、電源・回線の二重化、回線の二重化

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背景

部品はいつか壊れるという前提は消せない。壊れないものを作るのではなく、壊れても止まらない構成にする方向へ舵を切ったのが冗長化で、費用は常に二重に掛かる。どこまで払うかを決める材料が、事業継続計画で定めた目標復旧時間と、停止1時間あたりの損失額である。支援士では、可用性を落とす攻撃への耐性という観点で問われる。

具体例

経路の冗長化では、複数のルータが1つの仮想IPアドレスを共有して障害時に引き継ぐVRRP(RFC 5798)が広く使われる。クラウドでは、Amazonが物理的に離れた複数のアベイラビリティゾーンにまたがる構成を推奨し、RDSのマルチAZ配置のように待機系への自動切替を機能として提供している。

試験での引っ掛け

二重にしただけで安心する運用が最大の穴で、設定の同期漏れ、待機系の版ずれ、待機側だけ期限切れの証明書といった不備は、実際に切り替えるまで表面化しない。定期的な切替試験を計画に入れる必要がある。冗長化はバックアップの代わりにもならず、誤削除やランサムウェアによる暗号化は複製された分だけ両系に及ぶ。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 3問の解説で触れられる(2016年度〜2022年度)
  • 分野:午前II
  • 二重にしただけで安心する運用が最大の穴で、設定の同期漏れ、待機系の版ずれ、待機側だけ期限切れの証明書といった不備は、実際に切り替えるまで表面化しない。