BCP/BCMとは?びーしーぴー、びーしーえむ
BCP/BCMとは、業務が中断する事態に備えて、どの業務を、いつまでに、どの水準まで戻すかをあらかじめ決めておく計画がBCP。BCMは計画を作って終わりにせず、訓練・実測・見直しを回し続ける管理の枠組みを指す。守る対象は事業影響度分析(BIA)で絞り込み、RTO・RPO・RLOという3つの目標値で復旧の条件を数値化する。
最終更新:2026-10-06
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もともとは地震や火災を想定して整えられた枠組みだが、いま業務停止の主因は暗号化型ランサムウェアをはじめとする攻撃へ移った。復旧の対象が「壊れた設備」から「汚染された環境」に変わると前提が崩れる。副系へ切り替えれば済むとは限らず、バックアップまで暗号化されている、原因を特定しないまま戻せば再び暗号化される、という条件が加わるからだ。ISMSでも、情報セキュリティ継続を組織の事業継続マネジメントへ組み込むことが求められている。
具体例
受注システムをRTO4時間・RPO1時間と定めた組織では、直近1時間分の再入力を織り込んで復旧手順を組む。バックアップは3-2-1ルールで分散させ、書き換えできないイミュータブル保管にして暗号化から守る。年2回の訓練で復元にかかる実時間を測り、超過していれば手順を自動化して詰める。
試験での引っ掛け
RTOは「いつまでに復旧するか」という時間、RPOは「どの時点のデータまで戻せるか」というデータ損失の許容量、RLOは「どの水準まで戻せば復旧とみなすか」という達成度であり、3つを取り違えやすい。バックアップの取得間隔はそのままRPOの上限になる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。