SECURITY ACTIONとは?せきゅりてぃあくしょん
SECURITY ACTIONとは、IPAが運営する自己宣言型の制度で、中小企業が情報セキュリティ対策への取組を表明するとロゴマークを使えるようになる。宣言の水準は二段階あり、情報セキュリティ5か条を実践すれば一つ星、25項目の自社診断を行ったうえで基本方針を策定・公開すれば二つ星となる。
最終更新:2026-10-06
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委託先の中小企業に何を求めるかは、発注側が長く持て余してきた問題だった。ISMS認証は審査費用と維持工数が重く、数名から数十名の会社に一律で求めればサプライチェーンごと止まってしまう。かといって何も求めなければ、守りの薄い委託先が侵入の入口になる。そこで審査を伴わない軽い宣言の枠を用意し、まず取組の有無を可視化できるようにしたのがこの制度である。支援士では委託先管理とサプライチェーンリスクの選択肢として問われる。
具体例
一つ星の根拠となるIPAの情報セキュリティ5か条は、OSとソフトウェアを最新に保つ、ウイルス対策ソフトを導入する、パスワードを強化する、共有設定を見直す、脅威や攻撃の手口を知る、という具体的な5項目で構成される。二つ星ではこれに加え、IPAの5分でできる自社診断25項目を実施し、情報セキュリティ基本方針を自社サイトなどで公開する。
試験での引っ掛け
第三者が現地審査を行うISMS適合性評価制度とは性質が違い、二つ星であってもIPAが対策の実施状況を検証するわけではない、あくまで自己宣言である。したがって「SECURITY ACTION宣言済みだから委託先の対策は確認済み」とは言えず、預ける情報の重要度に応じた別の確認手段が要る点が問われる。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問7(IPA)
安全・安心なIT社会を実現するために創設された制度であり、IPA“中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン”に沿った情報セキュリティ対策に取り組むことを中小企…
正解:SECURITY ACTION
要点:SECURITY ACTIONは中小企業の対策取組を自己宣言する制度
SECURITY ACTIONは、IPAが中小企業向けに設けた自己宣言の制度である。ガイドラインの付録である五つのポイントに取り組むと一つ星、基本方針の策定と自社診断を経て情報セキュリティ基本方針を公開すると二つ星を宣言でき、専用のロゴマークを使用できる。第三者による審査や認証ではなく、あくまで自ら宣言する仕組みである点が特徴である。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 2. 情報セキュリティ管理 > (7) 情報セキュリティ組織・機関に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。