情報処理安全確保支援士暗記無料で始める

バックスキャッタとは?ばっくすきゃった

バックスキャッタとは、送信元を詐称した迷惑メールが宛先不明などで配送に失敗したとき、受信側サーバが作る不達通知(バウンスメール)が、詐称された無関係の第三者へ大量に届く現象。詐称された側は身に覚えのないエラーメールを浴び、通知を出したサーバは意図せず加害側に回ることになる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

情報処理安全確保支援士試験の過去問では3問の解説で触れられています(2022年度〜2025年度)。

情報処理安全確保支援士試験の頻出用語/午前II

この語が出る過去問を解く →

背景

SMTPには送信者を検証する仕組みがなく、いったん受理したメールを配送できなければ差出人へ知らせる、という善意の設計が前提にある。差出人の詐称という前提の崩れによって、その通知がそのまま第三者への攻撃手段へ変わってしまった。支援士では、自組織のメールサーバの設定不備が他者への加害になる例として問われる。

具体例

対策は、受理してから通知する設計をやめ、SMTPのRCPT TOの時点で宛先の実在を確かめて、無ければその場で550応答を返して受け取らないこと。PostfixやMicrosoft Exchangeでは、上流のリレーが配下ドメインの宛先一覧を保持して検証する構成が用意されており、自組織が通知の発生源にならずに済む。

試験での引っ掛け

自サーバは仕様どおり動作しているのに加害側になる、という構図が見落とされやすく、ログを見ても異常として現れない。一方で宛先の実在を即答すると、アドレスを総当たりで探るディレクトリハーベスト攻撃に材料を与えるため、応答の速度制限や試行回数の制限と組み合わせる。DoSの反射・増幅攻撃とは別の現象である点も区別する。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 3問の解説で触れられる(2022年度〜2025年度)
  • 分野:午前II
  • 自サーバは仕様どおり動作しているのに加害側になる、という構図が見落とされやすく、ログを見ても異常として現れない。