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ARC(Authenticated Received Chain)とは?えーあーるしー

ARC(Authenticated Received Chain)とは、メーリングリストや転送サーバがメールを中継する際、その時点でのSPF・DKIM・DMARCの認証結果を自らの署名付きで残し、次の中継者へ鎖のようにつないでいく仕組み。最終受信者はARC-SealやARC-Message-Signatureをさかのぼることで、中継の過程で認証が壊れた正規メールを誤って拒否せずに済む。

最終更新:2026-10-06

試験情報

情報処理安全確保支援士試験の頻出用語/午前II

別名:ARC、Authenticated Received Chain

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背景

DMARCをポリシーどおりrejectで運用すると、件名に接頭辞を付けたりフッタを足したりしてDKIM署名を壊すメーリングリストや、エンベロープを書き換える転送サービスを経た正規メールまで捨てられてしまう。中継の事実を否定するのではなく、中継前の認証結果を検証可能な形で保存する、という発想で送信ドメイン認証と転送を共存させたのがARCである。

具体例

仕様はIETFのRFC 8617として公開されている。GoogleはGmailで受信時にARCヘッダを評価すること、およびグループ機能で中継時にARCヘッダを付与することを公表しており、社内のメーリングリストサーバをARC対応にすれば、DMARCを厳格に運用する取引先からの投稿も配送されるようになる。

試験での引っ掛け

ARCが付いていれば必ず受け入れられる、と読むのが誤り。鎖として妥当でも、その中継者を信用するかどうかは受信側の判断であり、悪意ある中継者でも形式上正しい鎖は作れる。SPF・DKIM・DMARCを置き換えるものではなく、それらが中継で壊れる場面を救う補助であること、送信側の設定だけでは効かないことも押さえる。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:午前II
  • ARCが付いていれば必ず受け入れられる、と読むのが誤り。