IMAP4とは?あいまっぷふぉー
IMAP4とは、メールをサーバへ置いたまま読み書きする受信プロトコル。既読・未読、フォルダ構成、下書きまでサーバ側が保持するため、PCとスマートフォンで同じ状態が見える。平文は143番、TLSで保護する場合は993番を使う。本文がサーバに残り続けるので、認証情報を奪われたときの被害範囲が広い。
最終更新:2026-10-06
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端末が一台だけだった時代は、受け取ったメールを手元へ移してしまうPOP3で足りていた。1人が複数の端末を持つようになると、どちらで読んだかが揃わない不便が表に出る。状態をサーバ側へ集める設計に移った結果、全期間分のメールが常時オンラインに置かれるという、防御側にとって新しい前提が生まれた。
具体例
Microsoft 365やGoogle Workspaceでは、IMAPやPOPの基本認証を管理者が明示的に無効化できる。ビジネスメール詐欺の調査では、まず自動転送ルールと振分けルールが追加されていないかを見て、次に見慣れない国からのサインイン履歴を突き合わせる。
試験での引っ掛け
POP3の110番・995番との番号の取り違えが定番。IMAPやPOPの基本認証が残っていると、多要素認証を導入していてもその経路から迂回されるため、レガシー認証の無効化まで行って初めて塞がる。送信を担うのはSMTPで、IMAPは受信専用である点も混ぜて問われる。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問16(IPA)解説で登場
電子メールをスマートフォンのメール・アプリケーションプログラムで受信する際のメールサーバとスマートフォンとの間の通信を、メール本文を含めて暗号化するプロトコルは…
正解:IMAPS
要点:受信通信を本文ごと暗号化するにはTLS上のIMAPS
IMAPSはIMAP4の通信全体をTLSで保護する方式で、標準では993番ポートを使用する。認証情報だけでなくメール本文や添付ファイルまで暗号化されるため、受信時の盗聴に対して有効である。APOPはパスワードをチャレンジレスポンスで保護するだけで本文は平文のまま流れる点が決定的に異なる。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 5. ネットワーク応用 > (1) インターネットに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。