原価の分類(直接費・間接費)とは?げんかのぶんるい
原価の分類(直接費・間接費)とは、原価を、材料費・労務費・経費という形態別の区分と、特定の製品や案件へ跡付けできるかどうかによる直接費・間接費の区分で整理する枠組み。直接費はそのまま案件へ集計でき、間接費は複数の案件に共通して生じるため配賦基準を決めて割り振る。その基準の取り方で案件別の採算の見え方が変わる。
最終更新:2026-10-06
情報処理安全確保支援士を最短で暗記・合格する →背景
案件ごとの黒字赤字を判断するにはその案件のために使った金額を集める必要があるが、事務所家賃や共通基盤の運用費のように「どの案件のために使ったか」が原理的に決まらない費用がある。無視すればすべての案件が黒字に見え、乱暴に割れば小さな案件だけが赤字に見える。この扱いを明文化するのが原価分類で、共通のセキュリティ対策費をどの案件に載せるかという議論に直結する。
具体例
受託開発なら、担当エンジニアの工数は直接労務費、その案件専用に購入したライセンスは直接経費、事務所家賃・管理部門の人件費・SIEMの共通運用費は間接費にあたる。この間接費を売上高比で配賦するか投入工数比で配賦するかによって、短期・小額の案件の採算判定が逆転することがある。
試験での引っ掛け
直接・間接(跡付けできるか)と、変動・固定(操業度に比例するか)は別の軸で、月給制のエンジニアの工数は直接費でありながら固定費でもある。「直接=変動、間接=固定」と覚えると損益分岐点の計算を誤る。製造間接費と一般管理費も別枠で、後者は製造原価には含まれない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの6 サービスマネジメント > 2. サービスマネジメントシステムの計画及び運用 > (9) サービスの予算業務及び会計業務に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。