グリーンITとは?ぐりーんあいてぃー
グリーンITとは、IT機器やデータセンターの消費電力・廃棄物などの環境負荷を減らす取り組み(Green of IT)と、ITを使って社会全体の環境負荷を下げる取り組み(Green by IT)の両方を指す総称。サーバ仮想化による台数削減、空調効率の改善、テレワークによる移動削減などが含まれる。支援士シラバスではサービスマネジメントの環境側面の項に、PUEなどのデータセンター指標と並んで挙げられる。
最終更新:2026-10-06
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データセンターの電力消費は世界の電力の1〜2%規模に達し、電気代がサーバ本体の価格を超えるほどになった。企業には温室効果ガス排出の開示が求められ、ITの環境負荷は経営課題になっている。一方で暗号化やログ保全といったセキュリティ対策は演算と保存を増やす方向に働くため、支援士の実務でも省電力と安全性の両立が求められる。試験ではGreen of ITとGreen by ITの区別、PUEの意味が問われる。
具体例
さくらインターネットの石狩データセンターは外気冷却で空調電力を抑え、PUE 1.1台を公表している。GoogleはDeepMindの機械学習で冷却を制御し、空調電力を約40%削減した。Green by ITの例は、NTTやリコーが公表するテレワークとテレビ会議による通勤・出張のCO2削減量の試算である。
試験での引っ掛け
IT機器の省電力化だけを指す選択肢は誤りで、ITで社会の環境負荷を下げるGreen by ITも含む。PUEはデータセンター全体の消費電力÷IT機器の消費電力で、1に近いほど効率がよい。小さいほどよい指標を「大きいほどよい」と読ませる選択肢に注意。また省電力のために監視・ログ保存を止めるのは本末転倒。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの6 サービスマネジメント > 5. ファシリティマネジメント > (1) ファシリティマネジメントに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。