ITガバナンスとは?あいてぃーがばなんす
ITガバナンスとは、IT投資と活用の方向を経営陣が定め、実行の状況を評価・指示・モニタリングして、経営戦略との整合と価値の実現に責任を負う仕組み。方向づけを担う層であり、計画・構築・運用を回すマネジメントの層とは役割が分かれている。実務をCIOやIT部門へ委任しても、最終責任は経営陣の側に残る。
最終更新:2026-10-06
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IT投資が個別部門の判断で積み上がると、全体では重複と塩漬けが増え、説明責任だけが経営に残る。方向づけを経営の仕事として明示し、実行の層と切り分けたのはこのため。PM試験では、プロジェクトが上位の体制から何を与えられ(承認・予算・制約)、何を報告する立場にあるかという形で効いてくる。
具体例
JIS Q 38500は経営陣の役割を評価(Evaluate)・指示(Direct)・モニタ(Monitor)の3つで表す。経済産業省のデジタルガバナンス・コードも、経営者がビジョンと戦略を示し、成果を指標で確認する構図をとっている。
試験での引っ掛け
ガバナンスとマネジメントの取り違えが定番。経営陣が行うのは評価・指示・モニタリングという方向づけであって、計画・構築・運用という日々の実行はマネジメント側の仕事。CIOやIT部門へ実務を委任しても最終責任は経営陣に残る。IT統制やシステム監査という個別の手段そのものを指す語でもない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。