マトリックス組織とは?まとりっくすそしき
マトリックス組織とは、要員が所属する機能部門と、参画するプロジェクトの双方に位置づけられ、指揮命令の系統が二重になる組織形態。プロジェクトマネージャがもつ権限の強さに応じて、弱いマトリックス・バランス型・強いマトリックスに分けられる。要員は部門に籍を置いたまま参画するため、評価にPMがどこまで関与するかが実質的な権限の強さを決める。
最終更新:2026-10-06
プロジェクトマネージャを最短で暗記・合格する →背景
専門性の蓄積は機能部門に人を置くことで守られ、案件の推進速度は横断チームを組むことで得られる。どちらも捨てたくないという要求に応えた折衷案がこの形で、利点を両取りする代わりに、誰の指示が優先されるかという問題を構造として抱え込む。だからこそ、権限の割当てと評価への関与の度合いを体制の定義段階で明文化しておく必要がある。
具体例
NASAはアポロ計画で、推進・誘導といった技術部門に人を置いたまま、計画ごとの管理者が横断して束ねる体制をとった。企業でも、設計者が設計部に籍を置きつつ期間中はPMの指示で作業し、評価に部門長とPMの双方が関与する形が広く使われる。
試験での引っ掛け
最大の弱点は二重指揮による指示の競合で、要員が板挟みになりやすい点にある。終了時の要員の行き先や技術の蓄積しにくさはプロジェクト型組織の弱点であり、こちらの弱点として選ばせる問題が出る。弱い・強いの別は、資源と予算に対するPMの権限で決まる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。