モンテカルロ・シミュレーションとは?もんてかるろ・しみゅれーしょん
モンテカルロ・シミュレーションとは、所要期間やコストのような不確実な入力に確率分布を与え、乱数によって多数回の試行を繰り返して結果の分布を得る手法。単一の値ではなく「工期がN日以内に収まる確率」という累積確率(Sカーブ)の形で答えが出るため、バッファをどれだけ積むかの根拠になる。
最終更新:2026-10-06
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各作業を最頻値で見積もって足し合わせると、遅れる側の裾が切り捨てられ、全体の完了日が楽観に偏る。個々のばらつきが合成されたときに全体がどう散らばるのかは、手計算では追えない。無数の場合を機械に試させることで、分布そのものを観測できるようにした。バッファを「念のため2割」ではなく確率で説明できることが、発注者との交渉における価値になる。
具体例
各作業の期間に三角分布を与えて1万回試行し、完了日のヒストグラムと80%信頼水準の完了日を求める。Palisadeの@RISKのように、表計算やスケジューラに載せて試行を回すツールが実在する。
試験での引っ掛け
返ってくるのが単一の答えではなく分布である点が本質。三点見積り(PERT)が1つの期待値を返すのに対し、こちらは分布全体を返す。入力に与えた分布が当てずっぽうなら、試行回数をいくら増やしても精度は上がらない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。