リスク対応戦略(好機)とは?りすくたいおうせんりゃく・こうき
リスク対応戦略(好機)とは、好機(プラスのリスク)に取る4つの戦略。活用は好機を確実に実現させ、共有は実現力の高い第三者と組んで利益を分け合い、強化は発生確率や好影響を高め、受容は積極策を取らず生じたら受け取る。脅威側の回避・転嫁・軽減・受容と一対一で対応する。
最終更新:2026-10-06
プロジェクトマネージャを最短で暗記・合格する →背景
リスクを「起きたら困ること」だけと捉えると、前倒しで終わりそうな兆し、想定より安く調達できる見込み、技術の思わぬ好転が、誰の管理対象にもならず取り逃がされる。JIS Q 21500やPMBOKがリスクを脅威と好機の両面で定義したのは、不確実性を減らす側だけでなく増やす側にも手を打たせるため。論述式で「リスクへの対応」を問われたとき、脅威の抑え込みしか書けないと視野の狭い答案になる。
具体例
ソニーとホンダは2022年に合弁会社ソニー・ホンダモビリティを設立し、EV事業という好機に両社の強みを持ち寄った。単独で狙わず実現能力の高い相手と組んで果実を分け合う「共有」が、そのまま形になった例といえる。
試験での引っ掛け
脅威側との対応は「回避↔活用・転嫁↔共有・軽減↔強化・受容↔受容」。好機の場面で「回避」「軽減」という脅威側の語を選ばせるのが定番。共有は丸投げの転嫁と違って利益も分け合う。活用はゼロを100にする策、強化は確率や効果を上げるだけで確実にはしない策、という強さの差も問われる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。