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EMV(期待金額価値)とは?いーえむぶい

EMV(期待金額価値)とは、起こりうる結果それぞれの金額に発生確率を掛けて合計した値。EMV=Σ(発生確率×金額影響)で、脅威は負、好機は正の符号で扱う。個別のリスクを1つの金額に直せるため、対策を打つ案と打たない案、あるいは代替案どうしを同じ尺度で比較できる。デシジョンツリー分析と組み合わせて、定量的リスク分析の中で使われる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

プロジェクトマネージャ試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2023年度)。

プロジェクトマネージャ試験の頻出用語/午前II

別名:期待値分析、EMV

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背景

リスクを「大・中・小」で語っている限り、対策にいくらまで掛けてよいのかが決まらない。確率と影響額を掛けて金額に直せば対策費用と直接比較でき、「300万円の対策で500万円分の期待損失を減らせる」という形で意思決定を説明できる。PMにとっては、コンティンジェンシー予備費をいくら積むかをスポンサに認めてもらうための根拠になる。

具体例

成功確率70%で利益5,000万円、失敗確率30%で損失2,000万円の案なら、EMV=0.7×5,000+0.3×(−2,000)=2,900万円。同じ計算を代替案にも行い、EMVの大きいほうを選ぶ。デシジョンツリーでは末端の枝から手前へ向かって集約していく。

試験での引っ掛け

確率の合計が1になっているか、損失を負の値で入れているかを必ず確認する。この2つが計算問題の失点の大半。またEMVは期待値であって、そのプロジェクトで実際に起きる金額ではない。一回限りのプロジェクトでは、期待値が良くても最悪ケースが許容できなければ選べない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では4回出題(2016年度〜2023年度)
  • 分野:午前II
  • 確率の合計が1になっているか、損失を負の値で入れているかを必ず確認する。