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監査証拠とは?かんさしょうこ

監査証拠とは、監査の結論や指摘を裏づける事実。十分性(量)と適切性(証明力と関連性)の両方が求められ、一般に監査人が自ら入手したもの、写しより原本、被監査部門の内部資料より外部から入手したものほど証明力が高いとされる。入手の経緯と評価は監査調書に記録して保存する。

最終更新:2026-10-07

試験情報

高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では2回出題され、ほかに5問の解説で触れられています(2017年度〜2025年度)。

高度試験・午前I(全区分共通)の頻出用語/午前I(全区分共通)

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背景

監査の結論は最終的に「監査人がそう判断した」という主観に見えかねず、それでは報告を受けた経営者が意思決定の根拠にできない。判断を第三者が後から追検証できる事実に結び付けるために、どの証拠をどう入手し何を根拠に結論づけたかを残す枠組みが要る。午前I(科目A-1)では、証拠の強さを比べさせる形で問われる。

具体例

アクセス権が適切という結論の裏づけとして、監査人が同席して取得した権限一覧のシステム出力、承認申請書の原本、人事部が持つ退職者リストとの突合結果を組み合わせて保持する。同じ「権限一覧」でも、被監査部門が加工して提出した表計算ファイルとは証明力が違う。

試験での引っ掛け

被監査部門が編集できる形式で提出した資料は証明力が低い。また量が多ければよいわけでもなく、監査目的に関連しない資料をいくら集めても十分性を満たしたことにはならない。監査証拠と監査証跡も別物で、証跡は取引の流れを追跡できる記録そのもの、証拠は結論を裏づけるために入手・評価した情報を指す。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では2回出題(2017年度〜2025年度)
  • 分野:午前I(全区分共通)
  • 被監査部門が編集できる形式で提出した資料は証明力が低い。