監査手続とは?
監査手続とは、結論を導くために証拠を入手する具体的な作業。質問、観察、閲覧、突合・照合、再実施、分析的手続などがあり、対象のリスクの大きさと入手できる証拠の性質に応じて複数を組み合わせて実施する。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では7回出題されています(2016年度〜2025年度)。
かんさてつづき
監査手続の意味
結論を導くために証拠を入手する具体的な作業。質問、観察、閲覧、突合・照合、再実施、分析的手続などがあり、対象のリスクの大きさと入手できる証拠の性質に応じて複数を組み合わせて実施する。
監査手続の具体例
バックアップ運用を確かめるなら、規程の閲覧で整備を、運用記録の閲覧で運用を、実際のリストアテストへの立会いで再実施を確認し、証拠の強さを段階的に高めていく。
監査手続は試験でどう引っ掛けられる?
質問だけで得た回答は証拠力が弱く、必ず裏づけの証憑が要る。また手続の「種類」と、テストデータ法や並行シミュレーション法といった「技法」を混同しないよう整理しておきたい。
監査手続と関連する用語
監査手続が出た過去問
正解:監査対象に対する被監査部門の管理者及び担当者のリスクの認識について,アンケート調査によって情報を収集する。
要点:予備調査は概況とリスクの把握、本調査は証拠収集の詳細調査
予備調査は本調査の前に監査対象の全体像とリスクを把握し、監査手続を組み立てるための段階である。アンケートによって被監査部門の管理者や担当者のリスク認識を広く集めるのは、この予備調査で行う典型的な手続である。詳細なヒアリングや証拠に基づく指摘のまとめは本調査以降の作業になる。
出典:平成28年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問22(IPA)システム監査基準(平成30年)における監査手続の実施に際して利用する技法に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:インタビュー法とは、システム監査人が、直接、関係者に口頭で問い合わせ、回答を入手する技法をいう。
要点:インタビュー法は関係者への口頭質問で証拠を得る技法
インタビュー法は、システム監査人が監査対象部門の関係者に直接口頭で質問し、回答を入手して監査証拠とする技法である。文書からは読み取れない実際の運用状況を確認できる一方、得た回答は他の証拠と照合して裏付けを取ることが求められる。
出典:令和1年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問22(IPA)システム監査における"監査手続"として、最も適切なものはどれか。
正解:監査項目について、十分かつ適切な証拠を入手するための手順
要点:監査手続は監査証拠を入手するための手順
監査手続とは、監査人が監査項目について結論を出すために、十分かつ適切な監査証拠を入手する手順のことをいう。具体的にはドキュメントの閲覧、担当者への質問、現場の観察、データの再計算などをどう組み合わせて実施するかを定めたものである。
出典:令和4年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問22(IPA)販売管理システムにおいて、起票された受注伝票の入力が、漏れなく、かつ、重複することなく実施されていることを確かめる監査手続として、適切なものはどれか。
正解:販売管理システムから出力したプルーフリストと受注伝票との照合が行われているか、プルーフリストと受注伝票上の照合印を確かめる。
要点:入力の網羅性はプルーフリストとの照合記録で検証する
入力の網羅性(漏れがないこと)と一意性(重複がないこと)を確かめるには、システムが出力した入力内容の一覧であるプルーフリストと、元の受注伝票とを突き合わせる統制が機能しているかを確認する。照合印の有無を確かめることで、その照合が実際に行われた証跡を検証できる。
出典:令和5年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問22(IPA)システム監査基準(平成30年)における監査手続の実施に際して利用する技法に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:インタビュー法とは、システム監査人が、直接、関係者に口頭で問い合わせ、回答を入手する技法をいう。
要点:インタビュー法は関係者への口頭質問で監査証拠を得る技法
インタビュー法は、システム監査人が関係者に直接口頭で問い合わせ、その回答を監査証拠として入手する技法である。書面だけでは分からない運用の実態を確かめられる一方、回答の裏付けを他の技法で補うことが求められる。
出典:令和5年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。