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予備調査とは?よびちょうさ

予備調査とは、本調査へ入る前に監査対象の概要とリスクの所在を把握し、監査手続を確定させる工程。組織図・規程・システム構成図・過去の監査結果などの資料を集め、関係者に概況を聞き取り、どこを重点に見るか、どの手続が有効かを決める。ここで作る監査手続書が本調査の設計図になる。

最終更新:2026-10-07

試験情報

高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では2回出題されています(2016年度〜2023年度)。

高度試験・午前I(全区分共通)の頻出用語/午前I(全区分共通)

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背景

監査に使える日数と人数は限られており、対象システムのすべてを均等に見ることはできない。リスクがどこに集まっているかを知らないまま手続を組めば、重要でない領域に日数を費やし、肝心な穴を素通りする。限られた資源をリスクの大きい所へ寄せる(リスクアプローチ)ための前段として、この工程が置かれている。

具体例

対象システムの利用部門数、外部委託の範囲、直近1年の障害件数と再発の有無を確かめたうえで、委託先の作業ログ管理が手薄だと見立てて重点項目に据える。そのうえで本調査の日数配分をその領域へ厚く割り当てる。経済産業省のシステム監査基準も、この流れを監査の実施として示している。

試験での引っ掛け

予備調査は「軽い本調査」ではなく、手続を決めるための準備工程である。ここで得た印象だけを根拠に指摘事項を書くことはできず、指摘には本調査で入手した十分かつ適切な監査証拠が要る。逆に予備調査を省いて本調査へ入るのも誤りで、手続を選んだ理由を説明できなくなる。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では2回出題(2016年度〜2023年度)
  • 分野:午前I(全区分共通)
  • 予備調査は「軽い本調査」ではなく、手続を決めるための準備工程である。