磁気テープとLTOとは?じきてーぷとえるてぃーおー
磁気テープとLTOとは、磁性体を塗ったテープへ先頭から順に記録していく補助記憶。目的の位置まで巻き送るため取り出しは遅いが、容量あたりの単価が安く、記録後は電源を切って棚へ置ける。業界標準規格がLTO(Linear Tape-Open)で、世代交代ごとに容量がおよそ倍増している。
最終更新:2026-10-07
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保管したいデータは増え続ける一方、その大半は二度と読まれない。常時通電するディスクで持ち続けると電力と機器の費用が積み上がるため、読み出しの遅さを受け入れて単価と保存性を取る層が残った。ネットワークから物理的に切り離せることが、暗号化型のマルウェア対策の観点から再評価されてもいる。
具体例
日次バックアップをLTOに取って遠隔地の倉庫へ運ぶ運用は、オンラインの機器がまとめて被害を受けても復元元が残る。媒体と装置はIBMや富士フイルムが供給し、世代間で読み書きの互換範囲が規格で定められている。
試験での引っ掛け
先頭から順に送る方式なので、任意のレコードへ即座に飛びたいデータベースの実データ置き場のような用途には使えない。単価の安さだけを見て何にでも当てはめると、アクセス方式の前提を外した誤答になる。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問21(IPA)
次の処理条件で磁気ディスクに保存されているファイルを磁気テープにバックアップするとき、バックアップの運用に必要な磁気テープは最少で何本か。 〔処理条件〕 (1)…
正解:14
要点:復元に必要な月数×(フル1本+差分1本)で本数が決まる
任意の日の状態に戻すには、その月のフルバックアップ1本と差分用1本の組が必要になる。6か月前の同一日まで遡れる必要があるため、当月を含めて7か月分を保持することになり、フル7本+差分7本の計14本が最少となる。
出典:平成31年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問21(IPA)
次の処理条件で磁気ディスクに保存されているファイルを磁気テープにバックアップするとき、バックアップの運用に必要な磁気テープは最少で何本か。 〔処理条件〕 (1)…
正解:14
要点:「6か月前まで復元」は当月を含む7か月分の保持が必要
6か月前の同一日まで復元できるようにするには、6か月前の月から当月までの7か月分のバックアップを保持する必要がある。各月についてフルバックアップ用に1本、差分バックアップ用に1本の計2本が要るので、7×2=14本となる。「6か月前」は差分の6ではなく境界を含めた7か月分になる点が要点である。
出典:令和3年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問21(IPA)
次の処理条件で磁気ディスクに保存されているファイルを磁気テープにバックアップするとき、バックアップの運用に必要な磁気テープは最少で何本か。 〔処理条件〕 (1)…
正解:14
要点:当月+6か月分をフルと差分の2本ずつで計14本
ある日の状態に復元するには、その月のフルバックアップと、その月の差分バックアップ用テープの両方が必要になる。復元可能にしておく期間は当月と直前6か月分、つまり7か月分にわたるので、フル用に7本、差分用に7本で合計14本が最少となる。フルと差分を別テープにする条件から、月ごとに2本ずつ確保する形になる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。