キャパシティプランニングとは?きゃぱしてぃぷらんにんぐ
キャパシティプランニングとは、将来の業務量を予測し、必要な性能水準を保てるようCPU・メモリ・ディスク・回線といった資源の量と増強の時期を計画する活動。現在の性能を測り、予測と突き合わせ、性能諸元を見積もって(サイジング)調達計画に落とすまでが範囲。
最終更新:2026-10-07
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資源が足りなければ性能目標を割り、余らせれば費用が無駄になる。しかも調達と構築には時間がかかるので、不足に気づいてから手配したのでは間に合わない。この時間差を埋めるために、需要の予測を起点にして増強の時期を先に決めておく手順が要る。クラウドのプロビジョニングで調達のリードタイムは縮んだが、費用を見積もる意味では同じ計画が必要になる。
具体例
過去の伸び率から3年後のトランザクション量を推計し、応答時間の目標を満たすサーバ構成を決める。増やし方は台数を増やすスケールアウトと1台を強化するスケールアップの2通りで、Amazon EC2のオートスケーリングは前者を需要に応じて自動化する仕組み。
試験での引っ掛け
障害時に業務をどう続けるかを決めるBCP・コンティンジェンシープランではない。またベンチマークやシステムモニタによる性能測定そのものでもなく、測定結果を将来予測と突き合わせて増強計画に変えるところまでを指す。JIS Q 20000では同じ内容が容量・能力管理としてサービスマネジメントのプロセスに置かれている。
関連用語
出た過去問
出典:令和元年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問7(IPA)
キャパシティプランニングの目的の一つに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
正解:システムの現在の応答時間を調査し、長期的に監視することによって、将来を含めて応答時間を維持することである。
要点:キャパシティプランニングは将来を見越して性能水準を維持する
キャパシティプランニングは、業務量の将来的な増加を見越して、必要な処理能力や資源を計画的に確保する活動である。現状の応答時間を把握したうえで継続的に監視し、将来にわたって要求される性能水準を維持できるようにすることがその目的の一つになる。
出典:令和7年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問5(IPA)
キャパシティプランニングの目的の一つに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
正解:システムの現在の応答時間を調査して、長期的に監視することによって、将来を含めて応答時間を維持することである。
要点:キャパシティプランニングは将来も性能水準を保つ資源計画
キャパシティプランニングは、将来の業務量の増加を見越して必要な資源量を計画し、要求される性能水準を継続的に維持することを目的とする。したがって現在の応答時間を測定して長期的に監視し、将来にわたって水準を保てるよう資源を手当てするという記述が適切である。
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 2. システムの評価指標 > (1) システムの性能特性と評価に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。