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PLLとは?ぴーえるえる

PLLとは、出力を分周して基準クロックと位相を比べ、その誤差で電圧制御発振器を動かす負帰還ループ。ロックすると出力は基準×帰還分周比Nに収束するため、水晶発振子1個から系に必要な高い周波数を作り出せる。帰還分周比を変えれば同じ基準から複数系統の周波数を派生させられ、出力の質はジッタと位相雑音で評価する。

最終更新:2026-10-06

試験情報

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2020年度)。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:Phase Locked Loop、位相同期回路

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背景

数百MHzで直接発振する水晶は作れず、精度が要る基準は十数MHz程度に限られる。一方でMPUコア、USB、カメラインタフェースはそれぞれ違う高い周波数を要求する。基準を1個に絞って逓倍と分周で各系統を派生させれば、部品点数と外部発振源によるEMIの発生箇所を同時に減らせる。どの周波数をどの経路から取るかが、クロックツリー設計の出発点になる。

具体例

STマイクロエレクトロニクスのSTM32では、外部の8MHz発振子をPLLで逓倍して最大168MHzのコアクロックを作り、同じPLLの別出力からUSBが要求する48MHzを取り出す。逓倍比と分周比の組合せをレジスタで指定して構成する。

試験での引っ掛け

分周器を帰還側に置くと出力は基準のN倍になり、入力側に置いたときの1/Nとは向きが逆になる。またロック確立まで数十から数百マイクロ秒かかるため、起動シーケンスでロック検出を待たずに周辺を動かすと誤動作する。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では2回出題(2017年度〜2020年度)
  • 分野:午前II
  • 分周器を帰還側に置くと出力は基準のN倍になり、入力側に置いたときの1/Nとは向きが逆になる。