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サーミスタとは?さーみすた

サーミスタとは、温度によって抵抗値が大きく変わる金属酸化物半導体の素子。B定数で表される指数的な特性を持ち、感度が高く安価な代わりに直線性がないため、B定数式やスタインハート・ハートの式、あるいはテーブルと線形補間で温度へ換算する。温度上昇で抵抗が下がるNTCが一般的。

最終更新:2026-10-06

試験情報

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

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背景

白金測温抵抗体は直線性がよく正確だが高価で、熱電対は基準接点補償の回路が要る。機器内部の温度監視や過熱保護のように、0.1℃の正確さは要らないが安く小さく速く多点に置きたい用途には、どちらも過剰だった。そこを埋めたのがサーミスタで、換算の非線形さをMCU側のソフトへ押し付ける代わりに部品コストを下げる、ハードとソフトのトレードオフの典型例になっている。

具体例

村田製作所やTDKのNTCサーミスタを固定抵抗と直列につなぎ、分圧点をADCで読む。リチウムイオン電池パックの充電制御では、この値が0℃未満または45℃超なら充電電流を止める、という判定に使い、セル仕様書が定める充電温度範囲を回路とファームの両方で守る。

試験での引っ掛け

NTC(負特性)とPTC(正特性)を取り違えると保護の向きが逆になる。素子自身に流す電流の自己発熱が誤差になるため、常時通電せず測定時だけ流すか、電流を絞る設計にする。B定数はカタログ中心値で個体ばらつきがあり、精度が要るなら1点校正を入れる。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:午前II
  • NTC(負特性)とPTC(正特性)を取り違えると保護の向きが逆になる。