アクチュエータとは?あくちゅえーた
アクチュエータとは、制御装置の指令を、回転・直進・力・熱といった物理量に変換して対象へ働きかける出力側の要素。物理量を情報へ変えるセンサと対を成す。DCモータ、ブラシレスDCモータ、ステッピングモータ、ソレノイド、圧電素子、油空圧シリンダなどがあり、必要なトルク・応答速度・分解能・電源から選ぶ。
最終更新:2026-10-06
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計測して判断するだけでは物は動かず、制御ループはアクチュエータで初めて閉じる。ソフトウェアの応答時間だけを詰めても、機械側の時定数やドライバの立上りが支配的なら系全体は速くならない——この配分を見誤らないために、入力・処理・出力を対等な設計対象として扱う語が置かれている。試験では、要求される応答時間や位置決め精度を、アクチュエータの選定とソフトの制御周期へどう割り振ったかが問われる。
具体例
オリエンタルモーターのステッピングモータはパルス列の数で回転量が決まり、位置センサ無しで角度を出せる。静音と長寿命が要る換気ファンならニデックのブラシレスDCモータ、サブミクロンの位置決めなら村田製作所などの圧電素子、大きな押付け力ならSMCの空圧シリンダ、と要求から素子が決まっていく。
試験での引っ掛け
ステッピングモータの弱点は「精度が低い」ことではなく、脱調しても開ループゆえ気づけないこと。エンコーダの偏差で補正するサーボ機構との分岐点は、精度そのものではなく検出可否にある。ソレノイドや空圧シリンダは指令を切った瞬間の状態(保持か復帰か)が機種で違い、非常停止時にどちらへ落ちるかを取り違えやすい。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。