EAC・ETC(完成時総コスト見積り)とは?いーえーしー・いーてぃーしー(かんせいじそうこすとみつもり)
ETCは残る作業の完了に要すると見込む費用、EACは完成までにかかる総費用の見積りで、実績コストACにETCを加えて求める。監査では、報告された着地見込みが実績値から算定されたものか担当者の見込みかを、用いた算式と前提の記録から確かめることになる。
最終更新:2026-10-06
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進捗を担当者の申告で管理していると、残る一割が予算の半分を食う事態を経営が知るのは終盤になってからだった。出来高と実績コストという測れる値から着地額を導く方法が整えられ、悪い数字が早く上がる仕組みが作られた。監査の側では、報告された見込みの根拠を第三者が辿れるかどうかが、報告統制の有効性を示す指標になる。
具体例
BACが1,000万円でCPIが0.8、効率が続くと仮定すればEACは1,250万円になる。監査人はこの値を鵜呑みにせず、CPIの分子分母にあたるEVとACを原始記録から再計算し、超過見込みが予備費の範囲を超えることが経営層へ報告されているかを確かめる。
試験での引っ掛け
式が一つに決まっていない点が落とし穴になる。序盤の遅れを一時的なものと見るなら、残りは計画どおりと置いてAC+(BAC−EV)で求める。どちらを選ぶかで着地額は大きく動くため、前提の書かれていない見込み額は、監査人にとって根拠を確かめられない数字にすぎない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。