RIPngとは?りっぷえぬじー
RIPngとは、IPv6の経路制御に用いる距離ベクトル型のプロトコル。隣接するルータと経路表を交換し、ホップ数が最小の経路を選ぶ。尺度はホップ数だけで回線の速度は考慮されず、届く距離は15ホップまでという制約がある。小規模な網向けの位置づけ。
最終更新:2026-10-06
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IPv4向けのRIPは設定が簡単で広く使われたが、アドレス体系がIPv6へ移る際にそのままでは使えなかった。仕組みは変えず、アドレスの扱いだけを合わせたものが用意された経緯がある。監査でネットワーク構成の妥当性を見る場合、選ばれた経路制御の方式が網の規模と冗長化の方針に合っているかが評価の入口になる。
具体例
監査人はルータの設定情報と構成図を突き合わせ、採用されている経路制御の方式が設計書どおりかを確かめる。拡張によってホップ数の上限に近づいている網では、方式を見直す検討記録が残っているか、経路情報を受け取る相手を限定する認証が設定されているかまで見る。
試験での引っ掛け
IPv6に対応しているという一点でOSPFv3と取り違えやすい。こちらは距離ベクトル型でホップ数だけを見て上限が15、OSPFv3はリンクステート型でコストを用いる。「IPv6ならOSPFv3」でも「新しい方が速い」でもなく、方式の系統そのものが違う。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問18(IPA)
ネットワークの経路制御プロトコルのうち,IPv6ネットワークに使用され,距離ベクトル方式を用いているものはどれか。
正解:RIPng
要点:RIPngはIPv6対応の距離ベクトル型経路制御プロトコル
経路制御プロトコルは、隣接ルータとの距離情報を交換する距離ベクトル型と、network全体の接続情報を持つリンクステート型に大別できる。RIP系は距離ベクトル型で、このうちIPv6に対応したものがRIPngである。RIP-2はIPv4用、OSPFv3はIPv6対応だがリンクステート型、BGP-4はAS間のパスベクトル型である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。