IPv4とIPv6とは?
IPv4とIPv6とは、IPアドレスの規格の世代。IPv4は約43億個で足りなくなったため、桁数を大幅に増やしたIPv6への移行が進んでいる。両者は直接やり取りできず併用の期間が長いため、機器や対策製品の対応可否が問われる。
システム監査技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2019年度)。
あいぴーぶいふぉーとあいぴーぶいしっくす
IPv4とIPv6の意味
IPアドレスの規格の世代。IPv4は約43億個で足りなくなったため、桁数を大幅に増やしたIPv6への移行が進んでいる。両者は直接やり取りできず併用の期間が長いため、機器や対策製品の対応可否が問われる。
IPv4とIPv6の具体例
社内のフィルタリング装置がIPv6に対応していないまま、新しい回線でIPv6の通信が有効になっていた。IPv4の通信だけが検査され、IPv6の通信は検査されずに素通りしていたことが、社内監査で判明した。
IPv4とIPv6は試験でどう引っ掛けられる?
「IPv6にすればセキュリティが上がる」という理解は誤り。使えるアドレスが増えるだけで、通信の絞り込みや記録の取得は改めてIPv6に対応させないと、守りに穴が空いたままになる。
IPv4とIPv6と関連する用語
IPv4とIPv6が出た過去問
ネットワークの経路制御プロトコルのうち,IPv6ネットワークに使用され,距離ベクトル方式を用いているものはどれか。
正解:RIPng
要点:RIPngはIPv6対応の距離ベクトル型経路制御プロトコル
経路制御プロトコルは、隣接ルータとの距離情報を交換する距離ベクトル型と、network全体の接続情報を持つリンクステート型に大別できる。RIP系は距離ベクトル型で、このうちIPv6に対応したものがRIPngである。RIP-2はIPv4用、OSPFv3はIPv6対応だがリンクステート型、BGP-4はAS間のパスベクトル型である。
出典:平成28年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問18(IPA)IPv6がもつ特徴のうち,既にIPv4でもっているものはどれか。
正解:パケットが無限に中継されることを防ぐことができる。
要点:無限中継の防止はIPv4のTTLとIPv6のホップリミットで共通
IPv4のヘッダにはTTLがあり、ルータを経由するたびに値が減って0になるとパケットが破棄される。IPv6でも同じ役割をホップリミットが担っており、パケットが無限に中継されるのを防ぐ点は両者に共通する。128ビットアドレス、0の連続の簡略表記、フローラベルはいずれもIPv6に固有の特徴である。
出典:令和1年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問18(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。