EAC(完成時総コスト見積り)とは?いーえーしー
EAC(完成時総コスト見積り)とは、現時点のコスト効率が完了まで変わらないと置いて算出する、最終的な総コストの予測値。BAC(完成時総予算)をCPI(出来高÷実績原価)で割って求める。監査では予測値の大小そのものより、算出に使った出来高と実績原価がどこまで裏づけのある数値かを問う。
最終更新:2026-10-06
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進捗報告が終盤まで「予算内」で推移し、最終局面で一気に超過が露見する事態が繰り返された。原因は予実の対比しか見ていないことにあり、残作業の効率を織り込んだ予測を置いて初めて早期に兆候をつかめる。プロジェクト監査では、経営へ上がる進捗・コスト情報が実態を映しているかを評価するため、この予測値の算出根拠が監査要点になる。
具体例
EVMの体系を整理したPMIのPMBOKガイドが算出の基準を示している。BAC8億円・出来高3億円・実績原価4億円ならCPIは0.75、EACは約10.7億円となる。監査人は出来高の根拠が担当者の自己申告か、会計システムから自動集計された原価かを確かめ、後者を証拠として採る。
試験での引っ掛け
この式は「残作業も現在の非効率のまま進む」という前提に立つ。効率の改善を織り込むBAC-EV+ACとは前提も値も別物で、被監査部門が後者へ切り替えていたら、改善が見込める根拠を確かめるまで数値を受け入れない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。