ETC(残作業コスト見積り)とは?いーてぃーしー
ETC(残作業コスト見積り)とは、これから先の作業を終えるのに、いくら必要かを示す数字。求め方は二通りあり、完成時総コストの見積りから使った実績を差し引くか、残っている作業を一つずつ積み直すかである。監査人が見るのは値そのものより、どちらの求め方をしたかで、按分で出した数字は根拠の弱い報告として扱う。
最終更新:2026-10-06
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予算の残額は、まだ使える金額を示すだけで、作業が終わるかどうかを何も語らない。使った額と残額の差だけを見て安心し、終盤で不足が表に出る管理が繰り返されてきた。必要になる金額を別に見積もり直すという考え方が、資金計画と是正判断の材料として定着した。
具体例
総予算1,000万円の案件で、実績600万円に対し出来高が500万円であれば、この効率が続く前提での必要額は約600万円、完成時の総額は1,200万円と見込まれる。監査人は積み直しの根拠資料を求め、資料が無いまま挽回可能と書かれた報告が経営層へ上がっていないかを確かめる。
試験での引っ掛け
まだ使える金額と、これから要る金額は別物である。前者は総予算から実績を引いた残高にすぎず、作業が終わるかどうかとは関係がない。この二つの差が完成時差異にあたり、不足の側へ振れているのに報告されていなければ、報告体制の不備として指摘の対象になる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。