変更要求(是正処置・予防処置・欠陥修正)とは?へんこうようきゅう
変更要求(是正処置・予防処置・欠陥修正)とは、計画やベースラインに手を入れるための正式な申請と、その分類。生じた差異を計画に合わせ直すのが是正処置、まだ起きていない不適合を防ぐのが予防処置、既に不適合となった成果物を直すのが欠陥修正、文書やベースラインそのものを改めるのが更新である。監査ではこの分類で記録が残るかを確かめる。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
変更を口頭や現場判断で通していた時代は、いつ誰が何を承認したのかが後から追えず、障害の原因が変更にあるのかどうかすら判別できなかった。申請・審議・承認・実施・記録を一本の手続に載せ、変更の性格を類型で分けたことで、統制が働いた証跡が残るようになった。システム監査で頻出するのは、変更管理が本番環境を守るIT全般統制の中核に位置づけられているためである。
具体例
PMBOKやJIS Q 21500では、変更要求は統合変更管理の入力として扱われる。遅れを取り戻す要員の追加は是正処置、同種の欠陥を防ぐレビュー観点の追加は予防処置、テストで見つけた不具合の修正は欠陥修正にあたる。監査人は変更管理台帳と本番リリースの記録を突合する。
試験での引っ掛け
起きた差異への対応が是正処置、まだ起きていないリスクへの対応が予防処置で、過去か未来かで分ける。予防処置と予防保守も別物で、前者はプロセスへの手当て、後者は設備への手当てを指す。緊急変更を事後承認で通した記録が残っていなければ、変更管理の統制は有効と評価できない。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 秋期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問23(IPA)
JIS X 0153:2015(利用者用文書類の設計者及び作成者のための要求事項)によれば、システム及びソフトウェアの利用者用文書類の利用モードには“教習モード…
正解:エラーメッセージの説明には、問題の識別、推定される原因、及び利用者が行うことが望ましい是正処置を含める。
要点:参照モードは網羅性と検索性が要で、エラー時の是正処置まで示す
参照モードの文書は、機能に慣れた利用者が必要な情報へ素早く到達できるよう、対象を網羅して事実を漏れなく記載することが求められる。エラーメッセージについても、問題の識別、推定される原因、利用者が取るべき是正処置までを揃えて示す必要がある。作業の難易度順に並べたり、最小限の情報に絞ったりするのは教習モードの考え方である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。