ウォークスルーとは?
ウォークスルーとは、成果物の作成者が主催し、参加者へ内容を順に説明しながら誤りや不明点を指摘してもらう非公式なレビュー。手続きが軽く早期に何度も実施できる反面、記録の残し方を決めておかないと監査で実施の事実を証明できない点が問われる。
システム監査技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2023年度)。
うぉーくするー
ウォークスルーの意味
成果物の作成者が主催し、参加者へ内容を順に説明しながら誤りや不明点を指摘してもらう非公式なレビュー。手続きが軽く早期に何度も実施できる反面、記録の残し方を決めておかないと監査で実施の事実を証明できない点が問われる。
ウォークスルーの具体例
設計者が処理の流れを1本ずつ追いながら説明し、参加者が例外系の考慮漏れを指摘する。監査では、指摘事項が一覧化され修正の完了確認まで追跡できるかを確かめ、口頭のやり取りだけで終わっている案件を統制上の弱点として扱う。
ウォークスルーは試験でどう引っ掛けられる?
インスペクションとの違いは公式性と役割分担にある。ウォークスルーは作成者が進行役を兼ねるのに対し、インスペクションはモデレータが進行し、事前準備と合否の判定基準を定めた公式な会議として実施される。
ウォークスルーと関連する用語
ウォークスルーが出た過去問
デザインレビュー方法に関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:インスペクションでは,絞られた問題事項に関して様々な角度からの分析を行うことができるので,対策を引き出しやすい。
要点:インスペクションは公式手続で絞った論点を多角的に検討する
インスペクションは、モデレータが進行役となり、あらかじめ絞り込んだ観点や問題事項について参加者が公式な手続で検討するレビュー技法である。焦点を定めて多角的に分析するため、欠陥の指摘だけでなく対策の検討にもつなげやすい。ウォークスルーは作成者自身が説明する非公式なレビューで、進行役が代わりに説明するものではない。
出典:平成28年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問22(IPA)a〜cの説明に対応するレビューの名称として、適切な組合せはどれか。a 参加者全員が持ち回りでレビュー責任者を務めながらレビューを行うので、参加者全員の参画意欲が…
正解:a:ラウンドロビン、b:ウォークスルー、c:インスペクション
要点:持ち回り=ラウンドロビン、公式評価=インスペクション
ラウンドロビンは参加者が持ち回りで責任者を務める形式で、全員の参加意識が高まる。ウォークスルーは作成者自身が説明役となり、参加者の質問やコメントで問題点を洗い出す非公式な形式。インスペクションは資料を事前配布し、モデレーターや読み上げ役といった役割を定めて厳密に実施する公式な形式で、結果を分析して対象物を正式に評価する。
出典:令和5年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問23(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。