妥当性検査とは?だとうせいけんさ
妥当性検査とは、入力データが定められた形式・範囲・論理に合っているかを、処理の前に確かめる検査。書式検査、限界検査、照合検査、組合せ検査などがあり、IT業務処理統制(ITAC)の代表例にあたる。監査では設計書の記載ではなく、異常データが実際に排除されるかで有効性を確かめる。
最終更新:2026-10-06
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誤ったデータは後工程で見つかるほど訂正の範囲が広がり、帳簿まで波及すれば決算の訂正になる。入口で弾く仕組みを置くのは、誤りの伝播を最短で止めるためである。監査人がここを重く見るのは、業務処理統制の有効性が財務報告の信頼性の前提になるからで、内部統制報告制度の評価でも代表的な検証対象になる。
具体例
数量欄に負の値、日付欄に2月30日、コード欄にマスタ未登録の値をテスト環境へ投入し、いずれも受け付けられないことを確かめる。監査人自身が試すこの再実施は、担当者への質問よりも強い監査証拠になる。
試験での引っ掛け
設計書に検査仕様が書かれていることは整備状況の証拠にはなるが、運用状況の証拠にはならない。期中ずっと有効だったかは、パラメータ設定の変更履歴やエラー件数の推移まで見なければ言えない点が問われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問1(IPA)
インプットコントロールの監査において,エディットバリデーションチェックが正しく機能しているかどうかを検証する方法として,適切なものはどれか。
正解:実際に例外データや異常データの入力を行う。
要点:妥当性検査の検証は異常データを実際に入力して排除を確かめる
エディットバリデーションチェックは、入力データの形式・範囲・論理的整合性を入力時点で検査し、不正なデータを受け付けない仕組みである。これが実際に機能しているかを確かめるには、あえて桁数超過や範囲外の値といった例外データ・異常データを投入し、想定どおりに排除されるかを観察するのが直接的で有効な方法になる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。