システム監査技術者暗記無料で始める

承認統制とは?しょうにんとうせい

承認統制とは、取引や処理を実行する前に、権限を持つ者が内容を確かめて許可する統制。金額や種類に応じた権限の階層を定め、システムの設定で強制する。監査では、権限表と実際の設定が一致しているか、承認者が判断に足る情報を見ているかの二点が検証の軸になる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

システム監査技術者試験の過去問では1問の解説で触れられています。

システム監査技術者試験の頻出用語/午前II

この語が出る過去問を解く →

背景

実行する者と許可する者が同じであれば、誤りも不正も外から見えない。職務を分け、実行の前に別の者の判断を挟むことで、記録に「誰が許したか」が残る。統制の効果はこの記録を後から確かめられる点にある。監査人にとっては最も証拠を取りやすい統制であると同時に、形骸化が最も起きやすい統制でもある。

具体例

500万円超は部長承認とする規程に対し、監査人は発注データを金額順に並べ、490万円台が期末に偏っていないかを分析する。同一の取引先へ同じ日に分けて発注した疑いがあれば、合算して金額を計算し直し、承認の階層が回避されていなかったかを確かめる。

試験での引っ掛け

承認欄に記録があることを有効性の根拠にすると誤る。判断材料を見ずに押された承認は統制として働いていない。あわせて、代理承認の設定が恒常的に使われていないか、承認者と申請者が同一人物になりうる権限設計になっていないかまで確かめる必要がある。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 1問の解説で触れられる
  • 分野:午前II
  • 承認欄に記録があることを有効性の根拠にすると誤る。