システム監査技術者暗記無料で始める

予防的統制・発見的統制とは?よぼうてきとうせい・はっけんてきとうせい

予防的統制・発見的統制とは、統制を、効き目の現れる時点で二つに分けた区分。起きる前に働くのが予防的統制で、権限設定・職務分掌・入力チェックのように誤りや不正の発生そのものを止める。起きた後に働くのが発見的統制で、残高照合・ログレビュー・分析的手続のように生じた事象を検出する。実務では両者を重ねて守る。

最終更新:2026-10-06

試験情報

システム監査技術者試験の過去問では2問の解説で触れられています(2016年度〜2018年度)。

システム監査技術者試験の頻出用語/午前II

別名:予防的統制、発見的統制

この語が出る過去問を解く →

背景

発生を完全に防ぐ統制だけで固めようとすると、業務が回らないほど手続が重くなるうえ、想定していなかった経路は防げない。防ぎきれないものが必ず残るという前提に立ち、残ったものを見つけて是正する層を重ねる——この考え方が二分類の背後にある。監査人は、片方に偏った設計になっていないか、検出した後に是正へつなぐ経路まで用意されているかを見る。

具体例

予防的統制としてアクセス権を業務上必要な最小限に絞り、発見的統制として特権IDの操作ログを月次でレビューする。監査では、レビューが実施された記録と、検出された事象がどう是正されたかの記録を突合する。

試験での引っ掛け

「事後に異常を検知したい」という設問には、財務指標の期間比較やログレビューのような発見的統制が答えになる。予防的統制ではすでに起きた事象を検出できない。逆に発生させないことが求められる場面で発見的統制を選ぶのも誤りで、目的と時点の対応で選ぶ。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 2問の解説で触れられる(2016年度〜2018年度)
  • 分野:午前II
  • 「事後に異常を検知したい」という設問には、財務指標の期間比較やログレビューのような発見的統制が答えになる。