全社的なITへの対応とは?
全社的なITへの対応とは、組織全体を対象とするITに関する統制。経営者のIT戦略・IT計画の適切性、IT関連の方針・規程の整備、IT組織の役割分担、IT人材の育成方針などが問われる。IT全般統制・IT業務処理統制の上位に位置づけられる。
システム監査技術者試験の過去問では1回出題されています。
ぜんしゃてきなあいてぃーへのたいおう
全社的なITへの対応の意味
組織全体を対象とするITに関する統制。経営者のIT戦略・IT計画の適切性、IT関連の方針・規程の整備、IT組織の役割分担、IT人材の育成方針などが問われる。IT全般統制・IT業務処理統制の上位に位置づけられる。
全社的なITへの対応の具体例
中期経営計画と整合したIT中期計画が策定・承認され、進捗が経営会議で報告されているかを確かめる。
全社的なITへの対応は試験でどう引っ掛けられる?
IT全般統制と混同しやすい。IT全般統制は開発・運用・アクセス管理といった基盤側の統制、全社的なITへの対応はIT戦略や方針・組織体制といった全社レベルの統制で、その上位に位置づけられる。
全社的なITへの対応と関連する用語
全社的なITへの対応が出た過去問
金融庁“財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準(平成23年)”において,“全社的な内部統制”としての“ITへの対応”に該当する評価項目はどれか。
正解:経営者は,ITに関する適切な戦略,計画などを定めているか。
要点:全社的なITへの対応は経営者のIT戦略・計画の適切性を問う
全社的な内部統制は、組織全体に影響を及ぼす統制環境やリスク評価、ITへの対応などを対象とし、経営者レベルの方針・体制が評価項目になる。したがってITへの対応では、経営者がIT戦略や計画を適切に定めているかが問われる。個別システムの試験の十分性や障害対応、委託契約の締結といった項目は、業務プロセスに係る内部統制やIT全般統制の領域である。
出典:平成29年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。