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リスク対応とは?りすくたいおう

リスク対応とは、評価したリスクに対して、どこまで手当てし、どこから先は引き受けるかを決めて実行する工程。取りうる手は四つで、統制を入れて発生確率や影響を下げる(低減)、活動そのものをやめる(回避)、保険や委託で他者と分け合う(移転・共有)、対策を打たずに引き受ける(受容)。受容も対応の一つである。

最終更新:2026-10-06

試験情報

システム監査技術者試験の過去問では1回出題され、ほかに1問の解説で触れられています(2021年度〜2025年度)。

システム監査技術者試験の頻出用語/午前II

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背景

リスクは減らせば減らすほどよいというものではない。対策には費用がかかり、費用が損害の期待値を上回れば経営判断として合理的でなくなる。だから対応とは「何をどこまで減らし、どこから先は受け入れるか」を決める行為であり、受容もれっきとした対応の一つである。監査では、受容したリスクについて権限のある者が承認し、記録に残しているかが検証の要点になる。

具体例

情報漏えいリスクに対し、暗号化とアクセス制御で低減したうえで、残る損害の一部をサイバー保険で移転し、なお残るリスクは責任者の承認を得て受容する。監査人は、残留リスクの一覧と承認の記録が残っているかを確かめる。

試験での引っ掛け

移転しても説明責任や法的責任まで移るとは限らず、委託しても委託元の管理責任は残る。また受容は「何もしないこと」ではなく、権限者の承認を伴う意思決定である。回避は活動そのものの中止を指すため、統制を強化することを回避と呼ばない。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では1回出題(2021年度〜2025年度)
  • 分野:午前II
  • 移転しても説明責任や法的責任まで移るとは限らず、委託しても委託元の管理責任は残る。