ブレーンストーミング・KJ法とは?ぶれーんすとーみんぐ・けーじぇーほう
ブレーンストーミングは、批判厳禁・自由奔放・質より量・便乗歓迎の4原則で発想を広げる発散の手法。KJ法は、出た意見を1枚1件でカードに書き、似たものを集めて表札を付け、図解して構造化する収束の手法で、川喜田二郎が野外調査のデータ整理法として考案した。両者を組にして使い、システム化構想の段階で課題や要求を洗い出す。
最終更新:2026-10-06
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会議では最初の発言や役職の高い人の案に議論が引きずられ、選択肢が狭いまま結論に至りやすい。業務改革の企画のように正解が定まっていない場面ほどこの偏りは致命的になる。評価を後回しにして数を出す時間と、出たものを構造化する時間を分けるのが両手法の狙いで、分けずに進めると案を出した瞬間に潰す会議になり、現場からの発言が止まる。
具体例
基幹システム刷新の要求整理では、まず30分のブレーンストーミングで付箋を100枚以上出し、次にKJ法で「情報が探せない」「承認に時間がかかる」といった島にまとめる。島ごとに効果と実現性を評価して構想の対象範囲を決める。MiroやMURALのようなオンラインホワイトボードでも同じ手順を踏める。
試験での引っ掛け
ブレーンストーミングは発散の手法であり、その場で結論や優先順位を決める場ではない(批判厳禁の原則に反する)。KJ法は、あらかじめ用意した分類にカードを振り分けるのではなく、カードの類似性から分類そのものを立ち上げるボトムアップの手法である点が分岐点になる。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問21(IPA)
利用者とシステム運用担当者によるブレーンストーミングを行って,利用者の操作に起因するPCでのトラブルについて,主要なトラブルごとに原因となったと思われる操作,利…
正解:特性要因図
要点:特性要因図は結果に対する原因を系統的に整理する図
特性要因図(フィッシュボーン図)は、ある結果(特性)に対して、その原因となり得る要因を大骨・小骨として枝分かれさせて整理する図である。ブレーンストーミングで出た多数の要因を系統立てて整理し、どこに手を打つべきかを議論するのに適している。
出典:令和3年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問21(IPA)
利用者とシステム運用担当者によるブレーンストーミングを行って、利用者の操作に起因するPCでのトラブルについて、主要なトラブルごとに原因となったと思われる操作、利…
正解:特性要因図
要点:特性要因図は結果に対する要因を骨組状に整理する図
特性要因図(フィッシュボーン図)は、結果である特性を右端に置き、そこに影響する要因を大骨・小骨として枝分かれさせて整理する図である。ブレーンストーミングで挙がった多数の原因候補を、原因と結果の関係として体系的に並べられるため、トラブル対策の検討に適している。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。